三重県商工会議所連合会 平成18年度 若者と中小企業とのネットワーク構築事業
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高校生インターンシップ事前アンケート調査結果(第1回)

調査結果の概要 

高校生はインターンシップに大いに期待!
「自分の適性を知りたい」、「実際の職場がどんなところか知りたい」、「職場や社会でのマナーを身につけたい」などいずれの項目も期待割合が高く、高校生のインターンシップへの積極的な参加態度が伺える。

インターンシップ前に7割以上の生徒が進学か就職かだいたい決めている。
学科・学年によって差があるが、インターンシップ前に7割以上の生徒が進学か就職かをだいたい決めており、就職する予定で業種や職種を決めている生徒も1割近くいる。

希望の業種・職種は・・・、
実業高校、女子生徒の回答が多いこともあり、業種は「サービス業」「医療・福祉」「飲食店・宿泊業」、職種は「専門・技術」「事務職」「サービス」などの希望が多い。

雰囲気のよい職場、転勤のない自宅から通える職場で働きたい!
「社長の人柄がよいなど雰囲気のよい職場」で働きたいと思う割合が最も高い。一方、「各地に転勤できる職場」で働きたいとする割合は目立って低く、転勤のない職場、自宅から通える職場を希望する割合が高い。

中小企業のイメージは・・・、「よくわからない」!?
「いろんな仕事ができる」が上位となったが、「会社の内容がよく分からない」「社名を聞くことがあまりない」など高校生にとり中小企業は「よく分からない」というのが実態のようである。

調査の概要 

調査の目的

  高校生の地域企業への認知度、働くことへの意識を探るとともに、インターンシップにどのような期待をしているかを調査し、地域高校生の特性を理解することで、地域中小企業の若者採用においての課題や改善方策、今後のインターンシップの受入の検討材料とする。

調査方法

◆調査対象 事業実施地域の協力高校のうちインターンシップを予定している生徒を対象に実施
桑名地域 桑名北高校 普通科・1年生
津地域 津商業高校 商業科・2年生
久居農林高校 生活デザイン科・2年生
松阪地域 松阪工業高校 自動車科・2年生
◆調査方法 高校を通じて配布
        ホームルームの時間を利用して記入・回収、一部は郵送による回収

◆調査時期 平成18 年7月〜9月

◆回収結果 回収数 421 件(回収率96.6%)

回答者の属性

◆性別
◆学科
   
◆居住地

調査の結果 

問1 インターンシップ(職業体験)に期待していること
インターンシップに期待していることは、どの項目も期待の割合が高い。
「とても期待している」と「期待している」をあわせた「期待」の割合は、「自分の適性を知りたい」が80.3%と最も高い。次いで、「実際の職場がどんなところか知りたい(78.6%)」、「職場や社会でのマナーを身につけたい(77.5%)」、「働くことがどういうものか体験したい(69.8%)」となっている。
「親や先生以外の働いている人たちと話をしたり、考えを聞いたりしたい(58.2%)」は、他の項目と比較すると期待の割合は低いが、それでも6割近くは期待している。



 自由記述では、「働くということはどういうことか体験したい」、「会社でどのようなことを実際にやっているのか知りたい」、「働いてみて、社会人の人がどれだけ大変かを自分が実際体験して感じてみたい」など、上記の項目に重なることが多く挙げられた。
 また、「学んできたビジネスマナーは、あっているか、身についているか」など、授業で学んだことを確認したいという意見や、「色々な人と交流したい」、「人と人とのつながりをつくれるような体験」、「お客さまとのコミュニケーション」、「人と接することがあまりないので、この機会を大切にしていきたい」など、人との出会いやつながりを大切したいという意見、「進路を考える参考にしたい」、「専門学校に行くか就職するか迷っているので決めたい」、「自分に向いている職業を考えたい」など、進路選択の参考にしたいという意見、「自分に向いている職業を考えたい」、「自分がどこまで仕事に向いているか、どんな事に向いているか知りたい」など、自分の適性を確かめたいという意見などがあった。
 また、「自分の興味ある仕事に行くので、外から見ていたイメージと実際と違うのかをきちんと知りたい」、「介護に何が必要か?どんな大変な事があるか?いろいろ体験して知りたい」など、自分の興味ある業種や職種が決まっていて、具体的な期待を持っている意見もあった。
「仕事はしたことがあるので、あまり期待していない」、「今働いているから知りたいことは特にない」という意見があったが、これら以外はいずれも積極的な意見で、全回答(421 件)のうち115 件と3割近い記入があり、インターンシップへの期待の大きさが伺える。

問2 卒業後の進路について
 卒業後の進路は、7割以上の生徒がだいたい決めている。
 進学する予定が24.5%、就職する予定があわせて39.9%で、就職する予定の中で「業種あるいは職種も決めている」生徒の割合は8.8%ある。

問3 希望の業種・職種
将来、働くとすれば選びたい業種は、「サービス業」最も多く、次いで「医療・福祉」、「飲食店・宿泊業」などとなっている。


職種は、「専門・技術」が最も多く、次いで、「事務職」、「サービス」、「接客」などとなっている。


問4 どんな職場で働きたいか
 「そう思う」と「まあそう思う」をあわせた割合は、「社長の人柄がよいなど雰囲気のよい職場」が最も高く、85.3%となっている。
  次いで、「休みや勤務時間がきちんと決まっている会社(75.3%)」、「手に職や技術がつく職場(75.1%)」、「給料の高い会社(71.0%)」、「自宅から通える職場(70.8%)」となっている。
  一方、「あまりそう思わない」と「そう思わない」をあわせた割合が高いのは、「各地に転勤できる職場」が50.4%と5割を超えている。次いで、「家族や先生が進める職場(29.2%)」、「有名な会社(25.4%)」となっている。


問5 “地域の中小企業”のイメージ
 中小企業のイメージは、「いろいろな仕事ができる」が最も高く36.6%となった。
 次いで、「会社の内容がよく分からない(27.8%)」、「社名を聞くことがあまりない(20.4%)」、「不安定(18.1%)」とマイナスイメージが続いているが、以下はまた「自分の意見が反映される機会が多い(18.1%)」、「社長と直接話ができる機会が多い(17.8%)」、「早くから責任ある仕事ができる(16.4%)」とよいイメージが続く。


 自由記述では、「よくわからない」、「何をしているところかよくわからない」、「あまり中小企業に ついて知らない」など上記の「会社の内容がよくわからない」と重なる意見が多かった。
 また、規模が大きくないため「社員みんな仲良し」、「親しみやすい」、「話しやすい関係である」、 「一緒に働いている人が身近な人になるので、働きやすいと思う」、「社員1人1人のことを理解して くれそう」など、職場の雰囲気がよさそうとの意見や、「地域の人と仲が良さそう」、「地域に深く関 わりながら働くことができる」、「地域の人々などと関わりがもてる」、「地域との関わりが強い」など 地域に根ざしているという意見も多い。
 そして、「目立たないが、なくてはならない物(機械の部品など)を作っている」、「個人の仕事や 技術レベルが高そう」、「お金の感覚が身につく」、「なんかこつこつとがんばっていそう」など、中小 企業の良い面を的確に捉えた意見もあった。
一方、「忙しい時と忙しくない時の差がはげしい」、「すごく忙しそう。たえず動いていそうなイメ ージ」、「休みが少ない」、「大変そうであまり給料がよくなさそう」、「経営上厳しそう。中高年しかい ない感じ」、「大企業の下請け」など、厳しいイメージも挙がっている。
 記述件数は100 件ほどであったが、プラスイメージの意見が約3割、マイナスイメージが約2割、 「わからない」とする意見が約2割、あとはどちらともとれないものであった。

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